1. 患者の家族とのコミュニケーションの重要性

患者の家族とのコミュニケーションの重要性

医師がコミュニケーションを取らなければならないのは、患者本人だけではありません。

その家族ともしっかりと言葉などを交わし、意思の疎通を図らなければならいのです。

もしそれができないとなると、患者さんは離れ、よその病院へと行ってしまうでしょう。

医師にとって、信頼される事は重要

今の時代、些細な状態でも病院に来る人が増えている一方で、お金がないなどの理由で病院にいくことを敬遠していたり、健康寿命を伸ばそうという取り組みによって病院に行く機会が減ってくる高齢者も出てきています。

後者に関しては、社会全体で見ればとてもいいことなのですが、患者さんがいなければ経営が成り立たない医療施設がある以上、患者本人をはじめ、患者の家族に気に入られたり、そういう人たちの口コミによって病院を訪れる人の存在が増えることは非常に重要なものとなってくるのです。

患者さん本人ではなく、家族が決定権を握っているケースも少なくはありません。

障害を持っていたり、あるいは高齢者であったり、子供が病気をしたり怪我をした場合でも、病院などを選択するのは大抵の場合その患者の家族。

対応した医師が十分なコミュニケーションを取ることができず、それによって不信感を抱けば、やはりその病院には通い続けてくれません。

また、患者さん本人と同様に、家族も心配をしています。

どのような状態なのか、適切な治療は受けられるのか、どのくらいで回復するのかなど、本人以上に心配していることも少なくない。

そんな家族に対して、病状などを適切に伝えてくれない、曖昧な受け答えしかしない、面倒くさそうな対応をしている医師がいれば、それはもう「信用するな」と言っているようなもの。

医療従事者としては、絶対に受けてはならない評価を受けることになってしまうでしょう。

コミュニケーション能力は強力な武器になる

患者の家族からの要望や要求も増えてきています。

過剰であったり理不尽なものであればそれは社会問題となりかねませんが、多くの場合、病院側もその変化に適切に対応することが求められます。

そんな時代になってきたことを受け入れながら、医療に関わる者としての役割を果たしていくべきなのです。

もし転職を考えており、これからそのような行動に出るのであれば、コミュニケーションというものを十分に意識しておいてください。

意識が低ければ面接でも評価されず、転職すら叶わないかもしれません。

誰しもが認めざるを得ないような、それこそ「神の手」と呼ばれるような圧倒的な技術があれば別ですが、そうでない場合には、少しでも転職に有利になる武器を持っておくべき。

その一つがコミュニケーション能力であると思っておきましょう。